専務に仕事をさせるには

いや、まさかと思うけど…

具合が悪くなって電話に出れないとか?…

ホテルの人に部屋を確認してくれるようにお願いし、ホテルのフロントマネージャーとスタッフの二人と一緒に部屋へ向かう。

ホテルスタッフがベルを鳴らすが応答は無い。

フロントマネージャーがマスターキーで鍵を開ける。


「久隆様、フロントの清水です。 久隆様? 失礼します」


「専務??」


清水さんと一緒に部屋へ入ると姿は無く、私は寝室の扉を開ける。

すると専務がベットに裸でうつ伏せに横たわっていた。


「専務! 専務!!」


私は専務の体を揺するが返事は無く体は冷たくなっている。


「いやー! 専務! 死なないで!!」


清水さんはスタッフにAEDを持って来る様に言い、「救急車を呼びます!」と言いインカムでどこかへ連絡を始めた。

「1712号室のお客様が」


その時


「ハックション!」


ん?





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