専務に仕事をさせるには
「もぅーなによー! 要ちゃんの秘書さんなら秘書って早く言いなさいよ!」
ママは私を興信所や探偵社の類の人間だと思い警戒したと言う。
「すいません…」
「私は要ちゃんの彼女の雅(みやび)よん! ヨロシクね?」
彼女?… この人が?…
チルチルちゃん見たいに可愛い人じゃ無くて??
「あの… 彼女とは… ホステスと客という関係だけでは無いという事ですよね?」
「当たり前じゃない。ヤーね〜? 彼女って言ってるんだからさぁ!」
「ところで今日は要ちゃん来ないの? あっ瀬戸ちゃんそれ何飲んでるの?」
「烏龍茶ですけど?」
「イヤねー? こんな所に来て烏龍茶だなんて話になら無いわ!」と雅ママは水割りを作ってくれる。
「あっちょっと…」
あぁ… 禁酒しようと決めたばかりなのに…
仕方ないか…
外で待たせていた渉に先に帰っていいと連絡して飲み始めた。
「ママとうちの久隆とはいつからの関係ですか?」
「そうねー?… 付き合いは長いわね! だって幼馴染だもん!」
「え? 幼馴染なんですか?」
「そうよ!」
なんだ、そういう関係か? あーびっくりした。
「でも、深い関係になったのは要ちゃんが日本に帰って来てからだから2年ぐらいかしら?」
えっ!? 深い関係??
「あ…あの…深い関係とは…いわゆる…裸の関係?」
「キャー! 恥ずかしいじゃない!」と私の肩をバシバシ叩く。
「イタイ、イタイ!」
「こんな事シラフで話せないでしょ? さぁ飲みましょ?」
雅ママにグラスを手に持たされ飲めと言われ
こうなったら私も飲まずには居られない!と煽ってしまった。