専務に仕事をさせるには
チュッチュ、チュッチュと鳥のさえすりが聞こえる。
「んー? やばい!!」
飛び起きるとそこは自分の部屋のベットだった。
そして勿論、裸だった。
なんだ、ちゃんと自分で家に帰って来たのか?
良かった!
ホッとしてベットから出ると床に見慣れないワンピースが置いてある。
それも大きな花がらのムームー
「なにこれ?」
私はマキシワンピースを来て1階に下りる。
「お母さん、これってお母さんの?」
絶対に違うだろうと思ったが他に思い当たらず聞いてみた。
「ああ、多分それ雅さんのよ?」
雅さん?…
雅さんって!? ピンクパンティーの雅ママ!?
「あの人面白い人ねー? 今度お店に行こうかしら?」
「えっ!? 雅ママが私を送って来てくれたの!?」
「そうよ! ちゃんとお礼言っときなさいよ!」
えっ? 嘘でしょ?…
このワンピースを着て帰って来たと言う事は…
ピンクパンティーのお店で私脱いじゃったって事!?
マジで!?
あの人達ニューハーフとは言え元は男の人だよ?
まだ、処置していなかったら今も男だよね?…
あー…またやってしまった…
でも、あの人達、心は女性で男の人が好きなんだから、私の身体見てもなんとも思わないよね?
まぁーいっか!?
さぁーシャワー浴びて支度しよう。
しかし、私があんなワンピース着て帰って来たら、普通は心配するでしょに?
娘が何処でも脱いで寝ちゃう事知ってるんだから。
まぁこれも母ゆずりなんだけどね?
頭から熱いシャワーを当て、滝に打たれる修行僧の様に目を瞑り身動きせずに居る。
アルコールを抜く為に。
1時間程して今度は水を掛ける。
開いた毛穴を引き締める為。
シャワーを終えると洗面所からキッチンに向かって叫ぶ。
「お母さーん、食事は野菜ジュースだけで良いよ!」
昨日あれだけの飲んだんだからカロリーを減らさないとね