専務に仕事をさせるには

「ちょっと二人共落ち着いて! 解りやすく話してくれるか? 全く話が読めない」


私が専務に会ってからのここ2、3日のことを全て鶴見室長に話した。

セフレなんて話、恥ずかしかったけど…


「ふーん、で、セフレと?」


「だから俺はセフレなんて思ってない!!」


「煩い! 要は黙ってろ!」


怒鳴る専務に鶴見室長は一喝する。


「私、社長の事が大好きで尊敬してます。いつもプレゼンの時には必ず労いの言葉を掛けてくれて… だからいやらしい目で見る重役達に腹を立てても社長の為ならって思って頑張って来たんです。 だから別に専務のセフレでも良いんです…」


「だからなんでそこでセフレなんだ!?」


「社長と約束したんです。 専務が身の回りを綺麗にして、生涯のパートナーを見つけられる様にするって、だから専務に相応しい人が出来るまでセフレにでもなってやるって!」


「馬鹿か? 会社の為にそこまで身体張る奴がどこに居る!?」


それを抱いたのはあんただ!


「だって私、この会社好きですもん! 女性に夢や勇気を与える下着を作ってるんですよ!?」


子供から大人に体が変化していく中、

胸の膨らみを感じてスポーツブラを付け、

それからウエストのくぼみが出来る頃にはランジェリーという名の綺麗なブラジャーにパンティーに憧れ、

恥ずかしさと嬉しさの中、初めて身につけた時、鏡に映る自分が少し大人の女になった様な気がして、

誰に見せる訳でも無くても綺麗な下着を付けてるだけその日一日がハッピーになって

初めて好きな彼の家に行った時は綺麗な下着が私を後押しして勇気づけてくれた。


「大好きな会社の社長があんなに素敵なんですもの、身体ぐらい張りますよ!」


まぁ専務がイケメンだったって事も大きいですけどね…





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