専務に仕事をさせるには

彼奴って誰?

何を調べるの?

会社の事だよね?

今日、専務は鶴見室長からのファイルを見てずっと難し顔をして仕事をしていた。

でも、私はどんな仕事をしているのか何も教えて貰っていない。


「雅人、お前良い弁護士知らないか?」


「弁護士ならお前の会社にも顧問弁護士が居るだろ?」


「いや、顧問弁護士だと内部に俺の動きがバレる」


「そうだな? 顧問は使わない方が良いな?」と鶴見室長も言う。


動きがバレるって何?

今、会社に何が起こってるの?


「弁護士か?…」と雅ママが考えている。


「ああ、それから口の硬い探偵も探してくれないか?」


「弁護士はうちの店に来ないな?… 探偵か?…」と考えていた雅ママ。


「あの… 探偵なら居ますよ?」


ん? と皆んなが私の顔を見る。


「口の硬いのは勿論ですし、仕事は良い仕事すると思いますよ? 企業潜入とかして情報収集も得意ですよ! それから弁護士の方も腕の良い弁護士を紹介出来ると思いますよ?」と私が言うと


「リンリン、何やらかした!?」と専務が言い。


「おスズ! 前科持ちか!?」と疑いの目で雅ママが言い。


「瀬戸さん、私にはちゃんと話しておいて貰えますか?」と心配顔で鶴見室長が言う。


確かに一般女性が探偵や弁護士を知ってるのは珍しいかも知れないけど、そんな目で私を見ないで下さいよ!?






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