久遠の愛と約束を
*
「奥田、放課後職員室に来い」
文化祭が終わって一週間、わたしは鬼頭先生に呼び出された。
「失礼します、鬼頭先生」
「これ、読んどけ」
ダルそうな声で渡されたのは
『千堂大学 文学部指定校推薦について』
という要項だった。
「そこに書いてあるんだが、あと一週間後に4000字の自己PRを兼ねたちょっとした志望理由書を書いて欲しいんだ」
「志望理由、ですか…」
そんなこと、全く聞いていなかったから寝耳に水だった。
おまけに一週間で……4000字って…
「4000なんてチョロっと書けば大丈夫だろ。まぁ…一応大学に出すものだから、それなりに書いて欲しいんだがな」
ハハッと鬼頭先生は笑うけど、こっちは笑い事じゃないです…
「わ、わかりました」
とは言ってみたけど…
『貴方が大学でやりたいこと、また好きな本について理由も含めて4000字にまとめなさい。』