久遠の愛と約束を
「…た……ぁ……」
頭にジワジワと広がる痛みに思わず顔を顰めて、目線だけを上に向けると、鬼頭先生は弾けんばかりの笑顔だった。
「奥田、おめでと」
その、叩いたものを私の手元にすっと差し出した時、急に目が霞んで文字を読むのが難しかった。
だけど…
「ほ、ほんと…ですか?」
「書いてあんだろ、ここに」
『千堂大学 合格証明書』
間違えなく、これは…
「合格……」
「なんだよ、その冴えない顔は!もっと喜べよ!」
肩をバシバシと叩かれ、あまりの痛みに苦笑いになる。
本当なのだろうか、手元を見ると自分の手の中にある封筒が輝いて見えた。
あぁ…本当なんだなぁ………
一度止まった涙がもう一度、込み上げてきそうになる。
これで…瑞輝に……
「これで瑞輝に近づけるな、奥田」
「はいっ………あ、えっ?」