久遠の愛と約束を
「おお、やっと来た」
ホームルームが終わってからそんなに経ってないはずなのに、会議室は鬼頭先生以外誰もいなかった。
「どうだ、奥田」
「どう…って……何がですか…」
「指定校だよ。自信はあるのか?」
「…ない、です」
さすがに、勉強もご飯も手についてないです、とは鬼頭先生には言えなかった。
…さっきは不思議と食べられたけど
そんなことを考えていると、鬼頭先生はわざとなのか、大きくため息をついた。
「はぁ…」
やれやれ、という雰囲気を出されて、何か失態をおかしたのか…急に不安になった。
「奥田はさ」
「はい…」
もう一度、深くため息をつかれた。
何を、言われんだろ……
私は怖くなって、ぎゅっと目を閉じて下を向いた。
「もっと自分に自信、もてよ」
パチン、と音を立てながら私は頭を何か紙のようなもので叩かれた。