久遠の愛と約束を

クスクスと笑いながら入ってきた人に私は思わず顔が火照る


「先生…」

「奥田、もしかして俺に会いたくて待ってた?」


スマイルキラーの異名を持つ先生はニッコリ笑って首を少し傾げる。

授業や担任としては見せない顔に私の胸は何も言えなくなるほど高鳴る。



「何も言わないってことは、肯定ってことでいいね。
社会科資料室、空いてるから来て。俺も後で行くから」


そう言い残して先生は去って行ってしまった。





フワフワと先生のことを考えていると私はいつの間にか社会科資料室についていた。


先生が作業をする机の隣に置いてあるパイプ椅子に腰をかけるとギィッと音がなる


社会科資料室には暖房も冷房もない。窓が開いてはいるが、生暖かい風が吹き込んでくるだけでちっとも涼しくなんてない

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