白球に想いを
「でも、なんか熱血教師って感じがするけどなぁ……」
「そうだね!そのへんは間違ってないと思うよ」
高島さんが大きく笑って私の意見を肯定して見せた。
「そうだ、山崎から聞いたと思うけど、今日はN高と合同練習なんだけどね?マネージャーは特にすることないんだよね〜」
思い出したかのように玲さんが口にするけど、口調かでも退屈なんだと言うのが伝わってきた。
「普段は、何するの?」
「グラウンドの中にいて、選手の状態、監督の小言、言われたことをメモしたり、環境整備したりかなぁ」
「なるほ……ど」
いまいちピンとこない話だが、最近のマネージャーはこういうメニューなのだろうか。小言ノートとか、聞かないけれど、私が無知なだけなのだろうか……。
「ま、まぁ、マネージャーって思い描いてるものよりは多分大変だから、頑張っていこうね!」
そう考えていたのが顔に出ていたのか、高島さんに言われた。
< 60 / 65 >

この作品をシェア

pagetop