呼吸(いき)するように愛してる
美羽と一緒の時間が増えると、どうしても、距離が近付く。……美羽の戸惑いを感じながらも、自分の気持ちを、うまく抑えられなくなる……

美羽が俺の誕生日をお祝いしたいと言ってくれた時、もう、全てをぶちまけてしまおうと思った。

俺の我慢も、限界だった……



その後、いろんなすれ違いや勘違いがお互いにあった事に気付いた。

美羽の気持ちを知り、俺の気持ちを伝えて、やっとずっと一緒にいられるようになった。



*****



柔らかで温かい肌触りを感じながら、ゆっくりと目を開く。

美羽が俺の方を向いて、スヤスヤと眠っている。幸せな気持ちのまま、もう一度目を閉じようとして、意識が一気に覚醒した。

「ヤバッ!……」

枕元に置いていたスマホを手に取り、時間を確認する。

「六時五十四分……」

今日は日曜日。俺も美羽も、休みだけど……

美羽に、お泊まりをさせてしまった……

美羽と、初めて肌を重ねてこの一週間。美羽の無自覚な煽りには、ギリギリ堪えた…つもり。

昨日の夜は今日が休みなのもあって、それまで堪えた分、いろいろ抑えがきかなかった。

最後は、意識をなくすように眠った美羽。やり過ぎたか……と少し反省。しばらく寝かせてから、起こして家に帰らせよう…そう思って、美羽の可愛い寝顔を見ていたら……いつの間にか、俺も寝ていた。

いくらお隣でも、その辺のケジメはちゃんとつけるつもりだったのに……

お互いの想いを知り、肌を重ねて、美羽の愛情表現はものすごくストレートになった。

「匠くん、大好き!」を、「今日はいいお天気ですね」と言うくらいのノリで言ってくれる。

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