妄想オフィス・ラブ ~キスから始まるエトセトラ~

ダン!と、音がしてビックリして音のする方をみる。
エレベーター横の階段から高宮が飛んできた。


肩で息をして、ぐいっと私の手をとり引き寄せる。1階エントランスから死角になる階段の踊り場の壁にトンと押し付けられ、横に手をつけられる。

まだ息が整わないのか、反対の手で頭をガシガシかきあげて、私の目を見た。


「…………壁どん?」

動揺を隠しながら、平静を装うように高宮を見上げる。

「…………………………………悪かった」


……………謝るんかい



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