妄想オフィス・ラブ ~キスから始まるエトセトラ~
不本意の振りして、意地悪くため息をつく。2年半、あんなに好きだったんだ。あの時はこのまま陽太とずっと一緒に居るものだと何も疑わなかった。
半年やそこらで忘れられるわけないじゃない。この腕の中に閉じ込められて、大好きだった匂いに包まれて……喜んでいるのは私も一緒だ。
だけど、、、
だけど、あんな思いはもう沢山だ。
嫉妬に駈られて毎日毎日泣くのはもう嫌なんだ。
「………………幼馴染みだっけ?妹のような翠ちゃんはどうしたの?」
「えっ?み……翠がどうした?」
「………………告白されたでしょ?」
「なっ、、、なんで知ってんだよっ」
「………………下さいって言われたからね……」
「はっっ!?………………はぁっっ??」
「………………だから、陽太のそういうところが嫌だって言ってんじゃんっっ」