〜後悔〜壮絶なDV体験ーDVの心理〜逃げなきゃだめだよ!
雄大『優美?携帯がなってるよ。』


優美『あっ‥でも雄大と一緒に居る時に電話に出るのは雄大に失礼だし。』


雄大『気にしなくて大丈夫だよ!かけなおさなくて大丈夫?』


優美『‥‥うん、ごめんね。』



言う通りにしないと雄大は心配する。


優美の携帯のメール、LINEの小さな音にも敏感に反応する。


雄大『電話がなったよ。誰から?確認しなくていいの⁉ さっきも鳴ってたよ?
LINEそんなくるの?』


優美『公式のやつだよ? 私あまりメールもLINEもしないほうだし、心配しないで雄大。』


雄大『心配だよ‥。だって優美はすぐ俺から離れていきそうだし‥‥!誰にでも優しいし、心配になるよ。

今でも孝明さんや輝さんと連絡とってるんでしょ‥!?

俺がどれだけ想ってるか分かってるの‥!?

優美はひどいよ。そうやって悪気なく人を傷つけるんだから!』


優美は雄大からそんなことばかり言われて喧嘩になる度に悲しくなった。


優美『そんなことないよ‥。

雄大だけに決まってるじゃない。
毎日、百件以上LINEしてて電話もしてるしどこに心配になるの‥?

私‥何度も言ったけど誠心誠意、雄大に向き合うつもりでいるよ。

雄大が求めてくれることを受け入れるつもりだよ。』



雄大『‥優美、いっつも電話出ないじゃん。』



優美『ごめん、この前は寝ちゃったんだもん。その一回だけだよ‥。いつもすぐかけ直してるよ‥?』




優美(はぁ‥24時間監視状態だ‥。)




雄大『優美は本当に心配なんだよ‥。

‥すごく心配だよ。優美は誰にでも優しいから‥。』




優美『そんなことないよ‥

‥雄大だけだって何度も言ってるじゃない。

そんなことで心配させて雄大と嫌な雰囲気になりたくないよ。』


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