男の秘密 -繋がる未来-
「いいの?私とお揃いで?」

「当たり前じゃない!どうして聞くのよ!じゃぁ私も聞くわよ、私とお揃いでいいの?」

「当たり前じゃない!」

そう言って、お互い抱きしめあった。

「羽奈は、私の唯一の友達で親友よ!」

「優・・。ありがとう」

「羽奈は言ってくれないの?」

「え、、、私だって、優が親友よ。どんなに離れても一番大事よ」

その言葉に涙が溢れてしまい、落ち着くまで大分時間がかかってしまった。

「ゴメンネ。」

そう言って照れ笑いする優を見て、羽奈も笑う。

「そうだ!直ぐ食べられるものを作ってきたの!」

そう言って、お菓子を取り出した袋の中から、和え物や、煮物を取り出す。

その用意周到さに羽奈が笑うと「だって、直ぐに飲みたかったんだもの」と反論してきた。

「はいはい、じゃぁお酒用意するから皿と箸を用意して」

羽奈の指示によく知っているキッチンに向かい、箸や小皿や小鉢を取り出し、直ぐにうち飲みが始まった。

羽奈は何も聞いてこなくて、会社の同僚の話や、面白かった本等の話をしてくれた。

優は、タイミングを見計らって、忍と家族の蟠(わだかま)りについて話し出す。
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