男の秘密 -繋がる未来-
病院で
始めの頃から何時もと違って、連絡先を渡してみたり、お礼を口実に出かけたりと、普通なら絶対しない事ばかりだ。
以前羽奈に言った通り、仕事は辞められても、優を手放すことは出来ない。
羽奈の先ほどの言葉を思い出し、目が覚めたら優に柏木の事を聞こうと思った。
朝目が覚めると、優は忍の腕の中にいた。
『!?どうして忍さんがココに?・・・その前に・・ココどこかしら』
当たりを見回すと、病院のような感じがしたが、自分がそんな所にいるなんて夢にも思っていない優には、不思議だった。
『ここ・・病院?』
忍の腕の中から出ようと動くと、忍が優を抱きしめなおしたので、更に身動きが取れなくなった。
地方ロケから何時帰ってきたのか分からないが、疲れていなければ寝起きのいい忍なら既に起きている筈だ。
諦めて大人しく忍の腕の中に居る事にしたが、この状況は心臓に悪い。
起きている時より、眠っている時の方が、フェロモンが多い気がするのは優だけだろうか。
吐息だけでも体が熱くなる。
『こまったわ』
以前羽奈に言った通り、仕事は辞められても、優を手放すことは出来ない。
羽奈の先ほどの言葉を思い出し、目が覚めたら優に柏木の事を聞こうと思った。
朝目が覚めると、優は忍の腕の中にいた。
『!?どうして忍さんがココに?・・・その前に・・ココどこかしら』
当たりを見回すと、病院のような感じがしたが、自分がそんな所にいるなんて夢にも思っていない優には、不思議だった。
『ここ・・病院?』
忍の腕の中から出ようと動くと、忍が優を抱きしめなおしたので、更に身動きが取れなくなった。
地方ロケから何時帰ってきたのか分からないが、疲れていなければ寝起きのいい忍なら既に起きている筈だ。
諦めて大人しく忍の腕の中に居る事にしたが、この状況は心臓に悪い。
起きている時より、眠っている時の方が、フェロモンが多い気がするのは優だけだろうか。
吐息だけでも体が熱くなる。
『こまったわ』