【完】七瀬先輩と秘密の恋におちて
「だからね、八重。あたし、八重が話してくれるの待つから」
「……うん。ありがとう、杏奈」
「あたし、すごーくしつこいんだからね!八重、覚悟しててね?」
イタズラっ子な表情をした杏奈と目を合わせると、なんだか照れくさくって二人して笑った。
友達ってもっと、どれだけ相手を知って、どれだけ長くいるかみたいなものが重要だと思っていた。
だけどきっと、大切なのは年数とか理屈じゃなくて、相手を思う気持ちと信頼から生まれるものなのかもしれない。