溺愛ドクターに求愛されて

「何、その顔。俺が帰るの、寂しい?」


そう言われて素直に頷いてしまう自分にやっぱり驚く。


私、何でこんなに裕介さんには素直になれるんだろう。


弘樹にだって、今まで付き合ってきた人にだって寂しいなんて言ったことないのに。


酔ってるからだろうか。


「……今日、誕生日なんです。だからちょっと一人になりたくないというか、裕介さんが怖がらせるから。一人になるの怖くなっちゃいました」


そう素直な気持ちを口にして裕介さんを見上げると裕介さんはちょっと驚いたように目を見開く。


「今日、誕生日なの?もっと早く言ってよ。何かプレゼントしたのに」


裕介さんはそう言ってくれるけど今日が初対面の女にご飯をおごってくれてるんだからそれで充分すぎるくらいのプレゼントもらってる。


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