風便り〜大切なあなたへ〜
窓から見た空は、今日も青かった。
白い雲が・・守屋くんに見えた。
今日も、会えるかな・・?
・・会いたい。
早く、守屋くんに、会いたい。
「真子ちゃん!聞いて!」
お昼休み、前の席の風香ちゃんが、興奮気味に話しかけてきた。
「どうしたの?」
「すっっっごい!嬉しいことがあったの!」
そう笑顔で言う風香ちゃんは、いつもより可愛く見えた。
幸せなオーラが、体中から漂っていた。
「なんと・・涼と、付き合うことになりました!」
そう言った風香ちゃんの顔は、笑顔全開だった。
私もそれを聞いて、すごく嬉しかった。
「よかったね!おめでとう!」
めいいっぱいの笑顔で、私は言った。
「ありがとう!」
恋が、叶ったんだね。
風香ちゃん、頑張ってたもんなー・・。
いいなー。
私も、この恋が叶うといいな・・。
「風香ちゃん」
「なにー?」
「・・私、好きな人できたよ」
幸せそうな風香ちゃんに、私も好きな人ができたと伝えた。
ちょっと、言うのが恥ずかしかったけど、風香ちゃんは喜んでくれた。
「誰!私の知ってる人?」
「・・・守屋くん」
そう言った私に、風香ちゃんは、やっぱりね!と言って、微笑んでくれた。