風便り〜大切なあなたへ〜





窓から見た空は、今日も青かった。

白い雲が・・守屋くんに見えた。


今日も、会えるかな・・?

・・会いたい。

早く、守屋くんに、会いたい。



「真子ちゃん!聞いて!」



お昼休み、前の席の風香ちゃんが、興奮気味に話しかけてきた。



「どうしたの?」


「すっっっごい!嬉しいことがあったの!」



そう笑顔で言う風香ちゃんは、いつもより可愛く見えた。

幸せなオーラが、体中から漂っていた。



「なんと・・涼と、付き合うことになりました!」



そう言った風香ちゃんの顔は、笑顔全開だった。

私もそれを聞いて、すごく嬉しかった。



「よかったね!おめでとう!」



めいいっぱいの笑顔で、私は言った。



「ありがとう!」



恋が、叶ったんだね。

風香ちゃん、頑張ってたもんなー・・。


いいなー。

私も、この恋が叶うといいな・・。



「風香ちゃん」


「なにー?」


「・・私、好きな人できたよ」



幸せそうな風香ちゃんに、私も好きな人ができたと伝えた。

ちょっと、言うのが恥ずかしかったけど、風香ちゃんは喜んでくれた。



「誰!私の知ってる人?」


「・・・守屋くん」



そう言った私に、風香ちゃんは、やっぱりね!と言って、微笑んでくれた。





< 30 / 273 >

この作品をシェア

pagetop