風便り〜大切なあなたへ〜





「もう暗いし、帰るか」


「・・うん」



本当は離れたくなかった・・。

ずっと守屋くんの腕の中にいたかった・・。


空を見上げると、月が優しく私たちを見守ってくれていた。

星が綺麗だった。



「送ってく」



守屋くんがふと呟き、私の手を握った。

大きくて、温かい手・・。



「い、いいよ・・一人で帰れるよ?」


「送らせろよ」



そう言って守屋くんは、恥ずかしそうに微笑んだ。



「・・うん、ありがとう」



なんだろう、この気持ち・・。

すごく不思議な感じ・・。


守屋くんが、私のこと好きって言ってくれて、すごく嬉しかったよ。

守屋くんに、抱きしめてもらって、すごく嬉しかったよ。

守屋くんの、大きくて温かい手と、手をつなげて、すごく嬉しかったよ。

守屋くんに、家まで送ってもらえて、すごく嬉しかったよ。


また、守屋くんへの好きって気持ちが、大きくなったよ・・。

私の中は、守屋くんでいっぱいだよ。


ねえ、守屋くん・・。

私、もっともっと、守屋くんのこと好きになってもいいかな・・?

守屋くんと出会ってから、守屋くんへの気持ちがどんどん溢れてくる・・。

すごく幸せだよ・・。

ありがとう、守屋くん。

私を好きになってくれて、ありがとう。





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