風便り〜大切なあなたへ〜





「真子ちゃん!おめでとう!」


「ありがとう」



風香ちゃんの言葉に、笑顔で返した。

次の日、朝一で昨日のことを風香ちゃんに報告した。


風香ちゃんは、すごく喜んでくれた。

私も風香ちゃんが喜んでくれて、うごく嬉しい。



「両想いになれたんだね!二人は恋人同士なんだね!」


「え・・恋人同士?」


「え?違うの?」


「わかんない・・」



昨日、守屋くんに好きだって言われたけど、付き合おうとか、そういうことは何も言われなかった・・。

・・これって、どうなんだろう?

はっきり言われてないのに、胸はって恋人同士だなんて、言えない気がする・・・。


廊下の方から、黄色い声が聞こえてきた。

きっと、守屋くんだ・・・。

廊下の方を見ると、守屋くんが、教室に入ってきた。



「おはよう」



守屋くんは、照れたような、優しい笑顔で挨拶してくれた。

心臓が大きくなった。



「・・おはよう」


「・・・」


「・・・」



どうしよう・・・。

なに話したらいいんだろう・・?


守屋くんを見ると、守屋くんと目が合った。

耳が熱くなっていく・・・。



「お前、顔真っ赤だな」


「え!?」



そう言った守屋くんも、顔が少し赤かった。





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