風便り〜大切なあなたへ〜
次の日の朝、学校につくと、守屋くんは、自分の机にうつ伏せになって、寝ていた。
私は自分の席に座り、起こさないように小さく言った。
「おはよう」
「・・おう」
寝ていたと思っていた守屋くんは、起きていた。
私の手を取り、優しく微笑んでくれた。
また顔が熱くなっていく。
・・私、守屋くんの笑顔に弱いみたい。
「真子ちゃん、おはよう!」
守屋くんと見つめ合っていると、前の席から、風香ちゃんが元気よく言った。
「おはよう、風香ちゃん」
笑顔でそう言うと、風香ちゃんに耳打ちされた。
「二人、ラブラブだね!」
恥ずかしくなって、また顔に血がのぼった。
「真子ちゃん、可愛い!」
「同感」
風香ちゃんの言葉に、守屋くんが言った。
これ以上無理なくらい、顔が熱くなっていく。
私は椅子から立って、また座った。
落ち着かないよ・・。
「また面白いことするなよな」
そう言って、守屋くんは、笑っていた。
どうしよう・・。
もう、どうしたらいいのか、わからないよ・・。
その後もしばらく、私は挙動不審だった。