風便り〜大切なあなたへ〜
・・その先?
その先って・・。
・・・。
私は守屋くんの言っている意味を理解して、頭の中がパニックになった。
恥ずかし過ぎて、顔がみるみる赤くなっていくのが自分でもわかった。
顔が熱い・・。
「わかったみてえだな?」
そんな私を見て、守屋くんも顔を赤くして言った。
「・・う、うん・・・」
わかったけど・・。
わかったけど、そんなのまだ先のことだと思ってたから、恥ずかしいよ・・。
「今すぐにでも、お前のこと奪ってやりたい」
「・・・」
「・・でも、俺は待つ」
「え?」
守屋くんは真剣な顔で言った。
「・・俺はお前を大事にしてえんだよ。適当になんて扱いたくねえ。無理やりになんて、絶対にしねえから安心しろ」
「・・守屋くん・・」
「あ?聞こえねえな」
「・・大和・・」
私がそう言うと、守屋くんは優しく微笑んだ。
「お前が、今、俺に触りてえって思ってくれたように、俺と一つになりたいって思ってくれるまで、俺は待つから」
「・・・」
守屋くん・・。
私、嬉しいよ・・。
守屋くんに私、すごく大事にされてるんだね・・。
嬉しすぎて、私、泣いちゃいそうだよ・・。
私も、守屋くんの気持ちに、応えてあげたい。
「なんで泣くんだよ・・」
気がついたら、涙が頬を伝ったていた。
必死に止めようとしたけど、守屋くんの言ってくれたことが嬉しすぎて、涙はどんどん溢れてきた。
「やっぱお前、泣き虫だな」
「・・ごめんね・・」
「謝んなよ、言っただろ?俺は泣いてるお前に惚れたんだよ」
守屋くん・・ありがとう。
私を好きになってくれて・・。
私も、守屋くんを好きになってよかったよ・・。