運命のヒト
ずっと朝まで
俺は珍しく泥酔するほど飲んでいた。


「エリが無事退院できて俺はほんとよかった!いやーほんとよかったよまじでー!なぁ!」

「サトル飲み過ぎだよー。ねぇ、あの人結局誰なの?サトルの何なの??」

「‥‥何なんだろな。俺もわかんねーよ。たぶんただの友達‥かな。」

「たぶんって何だよー。絶対違うでしょ!」







途中から何だか記憶がない。。


気付いたら俺はエリとホテルで寝ていた。


「おはよー。大丈夫?」

「‥‥‥‥エ、エリ?どこここ?」

「ラブホテルだよ。連れてくるの大変だったんだからー!」


ま、まじかよ。。
俺、いい歳して、一線超えちまったのか。
ユミにあんな姿見られたショックとはいえ、
男して最低だ。


「あ、安心して。何もなかったから。」

「お‥そっか。そうだよな。色々迷惑かけて悪かったな。」


俺はふと思い出して、携帯をとっさに開く。
が、ユミから連絡はきていない。。


「サトルはさ、昨日のあの人のことが本当に好きなんだね。」

「え、なんで?」

「飲みながら永遠とユミって人との思い出話かたってたよ。覚えてないの?」


覚えているような、覚えていないような。。
二日酔いの頭痛が残る中、俺は水を一杯飲んだ。
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