闇の中に咲くランの花 Ⅰ



私が勢いよく抱きついたにも関わらず、春兎はしっかりと抱き支えてくれた

う〜っ!久しぶりの春兎だぁ〜。

久しぶりの再会を喜んで春兎のほっぺをすりすりしていると


奏「あーー!ズルイーー!」


奏がそんなことを叫び出した。

なにがずるいのかな?………そっか!


麻琴「春兎に抱きつき「違います!」えー?」


違うの?なんでなんで?こんな可愛い春兎に抱きつきたくない人いる?


麻琴「あぁ!てか!綾斗も奏も潤も早くいかないと!」


凄い鬼の顔で桃ちゃんがコッチを見てる!


綾斗「ヤッべ!早く行くぞ!」


潤「ちゃんと見といてやー!」


潤を?えー?どうしよっかなー。なんて心の中で思ってみたけどちゃんと見るよ?


麻琴「それより…陸兄たちはなんで来たの?」


陸兎「そんなの会いたかったからだよ」


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