拗らせ女子に 王子様の口づけを

「じゃあ、今度そのみのりちゃんって子に会わせろよ。そしたら俺でも大丈夫だろ?」


「あーーー私も会いたい!女王様に会ってみたい」


瑞希が興奮して手をあげる。


「そろそろ電話、かかってくるんじゃない?」


心底楽しそうに奏輔が言う。


「ちょっと、奏ちゃん本当止めてよ!」


ぷりぷり口を尖らせて目を吊り上げる沙織。全く怖くないけど。


「でもさ、なんで隠してたの?みのりちゃんの面接が必要なら私達も受けたのに」


みのりチェックを受けた人だけが沙織を任せられる。
どんな査定だ。


「いやいやいや、そんなのありませんって!」


「でもさー合格したら、これからいつでもご飯とか行けるじゃん。私、沙織ちゃんとご飯いきたーい」


ねーーーっと、お酒も入ったお姉さまがの勢いは止まらない。
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