拗らせ女子に 王子様の口づけを


RRRRRR……RRRRRR……RRRRRR……


沙織の鞄から聞きなれた電子音が響く。
しまったっっマナーモードにしとけば良かった。


「みのりちゃんだろ?呼んだら?」


「仕事中かもしれないし……」


仕事中であってほしい。


わくわく・わくわく
漫画のように先輩達の頭の上に言葉が見える。

隣では三矢の眉間の皺が深すぎて、見れない。


うっうっうっ。
なんでそんなに同期会に行かなきゃいけないんだ。







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