審神者、始めました
 門から城内に入ると、美しい日本庭園が見えてきた。池には、可愛らしい錦鯉も放たれている。どうやら敷地内には、畑や馬の嘶きから馬小屋もあるようだ。
 歩『至れり尽くせりって奴かねぇ~』
 加「主、探険しようよ!」
 歩『そうだね。何処に何があるのか、把握したいし。こんのすけ、案内をお願いできる?』
 こ「お任せを!」
 探険しよう、IN本丸(←ちょっと、ふざけた)






 歩『こんのすけ、勝手場はどこ?』
 こ「こちらでございます!」
 こんのすけに連れられ、勝手場にやって来た私。確かに、様々な食材や調味料が置かれている。
 歩『よし!ここの勝手は分かったし、今日はもう遅いから夕飯にしよう』
 こ「そうでこざいますね。審神者の仕事は、明日からということで」
 足りない食材は、ここに置かれている物を使わせて貰って、これから作るのは豚汁と狐飯、そして勝手場に置かれていた新鮮な魚で、少し豪勢なお造り。
 歩『・・・出来たッと!清光、こんのすけ。夕飯にしよう』
 加・こ「「はーい!」」
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