明日を見て 〜頑張れ、横山!〜
11時過ぎ。

未だ瑠花さんから連絡はない。

まだ、帰ってこないか……
お持ちかえり……

だけは、
止めてくれと願いながら、

ならない携帯を握りしめる。


このまま会わず帰る選択だけは、
もう、俺にない。


散々へたったんだ。

もう、考えない。

やっぱり俺は瑠花さんが、好きなんだよ。

年下でも、
瑠花さんの隣にいたい。



会いたいんだ。
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