私って、男運がないと思うんです
とはいえ、ビジュアルが重要だっていう話になっていたのに、カメラマンの候補に頭が回っていなかった自分が悪い。あの打合せの後、真弘からの電話に気を取られて、浮かれてしまっていたのだ。
”仕事に生きる”
なんて言いながら全然ダメだ。
「いえ、陽さんの言う通りです。先読みして動けていなかった私がダメだったんです。岡田さんも、すみません」
自分への悔しさに震えながら、謝罪を口にだすのが精一杯だった。
陽さんは、そんな私をちらっと横目で見て
ふーん、とビールを口にしながら頷いていた。
口を挟まずにビールを飲んでいた森さんが、張り詰めた空気を変えるように
「そういえば」
と最近デートした女の子の話をし始めて、結局楽しいまま飲み会は終了した。