CLUSH HONEY~V系彼氏と、蜜より甘く~
「いい加減にしろよ…? このまま、あんたを刺すことだって、できるんだぜ……」
「……刺したかったら、刺せばいい。……それで自分がどうなるか、わかってるなら……」
目を離さないままで言うと、
「クソッ…!」と、シュウは毒づいて、
「だったら……」と、何かを思いついたように言葉を切って、
「だったら……あんたの一番守りたいあいつを、呼び出してやる……」
と、唇の端を吊り上げた。