イマカレモトカレ 永遠の愛は?


「おはよう!」


「あ・・・おはよう・・・」


「どうした?
元気ないじゃん」


「そう???」


「そう?じゃないよ
顔に活気がないわよ!」


「・・・何かね
人生 嫌になってきた」


「えっ???何よぉ~
あんたの口から人生が嫌になったとか
何かあった?」


「ありすぎ!
嫌になるくらいよ
何も知らないでよく笑ってたね!
って感じ」


「どーしたのよ!!!」


「今日は飲みますかね
とことん付き合いますよ」


「飲む気にもならんわ」


「それは相当だね
カラオケでも行ってパーと歌いますか?」


「暗いバラードになるよ」


「もー!!!あんたは!
あっ!明光呼んで
二人で慰めてあげるわ」


「いいし!別に」


「うん?それとも
HONDAの連中と行く?」


「やめて!誘うの」


心痛の相手が貴弘だもん。


「二人でいい 今は
気を使いたくないと言うか・・・」


「わかったよ
その代わり何があったかは
話してよ」


「うん・・・
あっでも今度でいい?
ホントに今日は気が進まないから」


「まさかあんた!
命をたったりしないでよね」


「あはは それはないよ」


そんなことはしない!


ただ今日は話したりするのも
しんどいんだ。







< 137 / 187 >

この作品をシェア

pagetop