イマカレモトカレ 永遠の愛は?


「あいつの仕業だった」
電話を切ってすぐに夢子に言った。


「あいつって?」


「いとこ!
オレが彼女役をさせた楓の妹
乃愛と前にドライブして偶然会ったんだ
それでどこかであったんだなあの二人
そこで話したみたいだ」


「それよ!それそれ!あの日よ!
その人と会ってから
乃愛が急変したんだ」


「あいつ知ってたみたいだ
オレが彼女役を頼んだことも全部
知った上でオレが恨んでると思って
オレがめちゃくちゃにしたいと思ってると
思って抱かれたのかもしれない
だから・・・あの時
ごめんねって一言言ったんだ!」


「ちょっとぉー!なんなのそれ
乃愛の性格ならわからなくないけど
可哀想・・・」


「あいつ今どこにいる?」


「知らない!
場所は言わないから」


「電話してみてよ」


夢子が何度も掛けるが
乃愛はでなかった。


「実家に帰ってるかもね」


「かもな」


「電話番号わかる?」


「知らないよ!」


「家は?」


「わかるけど・・・」


「行こう!車出して」


「いや・・・オレは・・・
あの家には行かれない」


「はぁ?じゃあいいわ!頼まない」


「家の側までは乗せていくから
西山さんだけ行って聞いてくれない?」


「・・・もぉー!
でもさ!乃愛とやり直したいとか
言うんだったら避けて通れないよ?」


「わかってるよ
わかってるから考えてんだよ」


「ふーん」





< 167 / 187 >

この作品をシェア

pagetop