イマカレモトカレ 永遠の愛は?


「あたしのこと恨んでないの?」


「恨む?
恨んでなんかないよ
それにさ 乃愛の親に
やっと認めてもらったし」


「えっ?いつの間に?」


「ってかさぁ~
乃愛って オレのこと思ってないわけ?」


「いや・・・それは・・・」


「へぇ~ 乃愛って
好きじゃなくても身体を許せるんだぁ~
いつからそんな女になったんだ?」


「ち・ちがうよ
もー!おじいちゃんばあちゃんの前で
そんなこと言わないでよぉー」


「こら!!!貴弘くん!
乃愛を傷物にしたのか?
それなら早く責任取れ!」


ほら!ほら!
でも おじいちゃん古い!!
身体を重ねただけで責任とか
そんなこと言ってたら今の時代おおごと!


「おじいちゃん横から口出さないで!」


「そーかそーか
ばあさんワシらは邪魔だとよ
向こうに行こうか」


「邪魔じゃないですよ!
オレらの承認になってください
だいたい 乃愛が素直に
オレの胸に飛び込んできたらいいって話だよ」


「そうだ!そうだ!
ウジウジして 乃愛はウジ虫か!」


「だって・・・こんな展開になるとか
思ってなくて・・・あたしは
貴弘のことを諦めなきゃいけないって
そう思って・・・」


「ちょっとおじいちゃん
乃愛を連れ出していい?」


「どこでも連れ出してくれ」


「ついでに車を貸して!」


「ほら!」


おじいちゃんは車の鍵を
貴弘に渡したのだ。


年季の入った車
それも軽トラ(笑)


それに乗ってどこへ行くのかと思えば
エンジェルロードだった。


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