イマカレモトカレ 永遠の愛は?


「船越くん!それわかる!!!
何となくあたしも思ってたよ
前田さんって乃愛に気があるのかな?
って!まさか付き合ってたとは
思ってなかったからね」


「ですよねぇ~
あ~あ全くですよねぇ
で?結婚するんですか?
するなら早い方がいいですよ
門倉さん可愛いですから
他の人に取られちゃいますよ
僕みたいなイケメンに!」


「イケメン?お前が?」


「そーじゃないですか?」


いつ聞いてても二人の会話は面白い。


「なんかさぁ~よくよく考えるとさ
あたしに感謝じゃない?」
と夢子が話始めた。


「うん?」


「だってさ あたしが骨折して休んだから
二人は再会したわけだし!
あたしが乃愛にHONDA建設の仕事を
頼まなければ例えば
エリとかたのんちゃんとかが
行ってて前田さんと接触したわけじゃん
すべてにあたしに感謝じゃない?
もしかしたらさ 他の子と
良い感じになってた可能性もあるじゃん」


「感謝してるよ
だけど他の子ととか絶対無いから!
乃愛だったからまた恋に堕ちただけ」


「ひぇー!!!乃愛だったから
また恋に堕ちただってぇ~
カッコいい!!!
オレもそんなこと言ってみたい!」


「いつでも言えば?」


「相手が居ないっす!
誰かいません?会社の人とか」


「うーん女子会メンバーは
彼氏もちだからね」


「そう焦るな!焦ってもいい話はないぞ」


「ですよね
頑張りますよ!前田さんに負けないくらい」


こうして二人への報告は
楽しくおかしく
終わったのだった。
















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