イマカレモトカレ 永遠の愛は?
和典さんとの約束の駅へと前へ進んだ。
あたしが着くと同時に
和典さんの車も来た。
ギリギリのセーフ。
二人きりじゃないと言ってるのに
ここで見られて 変に疑われても困る。
困るだけじゃなく
自分も嘘をついたことに
少しやましい気持ちがあるから。
「待った?」
「ううん 全然」
「そう?乗って」
「珍しいね水曜日なのに」
「あれ?嫌だった?
オレが会おうと言ったから
早く切り上げたとか?
誘わなかったらもっと
ゆっくりで来たのに!とか?」
「そ・そんなことないよ」
今日の和典さん
見透かされてるようで怖い。
「で?何処で何を食べたの?」
「海の見えるシーサイドレストランと言う
ところでカレーを食べた」
「それだけ?」
「うん後は何も食べてないよ」
「行ったのはそこだけ?」
えっ?疑われてる?
「そうだけどどうして?」
怖い・・・やっぱり今日の和典さん
怖いよ。
「カラオケとか行ったのかなぁって
思っただけ」
今度はいつもの笑顔。
「行ってないよ
ほんとにごはんだけ」
「そっか~
カラオケでも行けばよかったのに」
よく言うよ!
自分が迎えに来るって言うから!
心でそう思った。