イマカレモトカレ 永遠の愛は?


「そういえば母さん!
貴弘と会ったんだ」


「えっ!!!貴弘くん?
貴弘くんってあの?」


別れたとき母さんに
泣きついた。


「浮気された!」
って。


すると母は プロポーズされたのも
知ってたから
「結婚する前で良かったじゃない
どーせ そんなことだろうと思ったよ
やっぱり見かけと同じで
いい加減な人だったのよ諦めなさい」って。


「連絡してきたの?」


「ううん 仕事関係で
偶然会ったの」


「ふーん
何か言ってた?」


「言ってたって?」


「当時のこと色々よ」


「ううん別に・・・でも!
いっぱいいっぱい勉強して
資格を取って立派になってた」


「そーなの」


「4歳になるんだって!」


「何が?」


「子供よ!子供!
浮気相手に子供が出来たって言われたじゃん」


「あ~そうだったかしら?」


母は忘れたかもしれないけどね!
ちゃんと話したよあたしは!


「幸せそうだった」


「あんたはちゃんと和典さんがいること
言ったの?」


「もちろんよ!」


「それならいいけど
あまり会わない方がいいんじゃない?
和典さんに悪いでしょ」


「会わない方がと言っても
取引先だから どーかな?
まぁあたしは事務員だから
会わないかもしれないし
会うかもしれなし・・・」


「ちゃんと区別は付けなさいよ!
相手はあなたを裏切った人なのよ」


「もー!念を押して言わないで!
昔のことよ!昔のこと!
あたしには和典さんが居るんだから」


自分にもそう言い聞かせていた。


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