イマカレモトカレ 永遠の愛は?



『かんぱーい!!!』
隣の区画のグループも何やら
賑やかに始まったようだ。


「人数的に負けてるな
こっち4人で向こうは・・・
えーっと6・7人か?」


「でも連れてる女はこっちが勝ってますよ
見てください あの真ん中に座ってる子
絶対自分は可愛いって思ってますよね
あの振る舞いといい」


「船越さん観察力ある!
うん?今 サラッと言ったけど
嬉しいこといってくれるね
勝ってるって!」


「当たり前ですよ!
西山さんと門倉さんの方が
断然いいに決まってますっ!」


「ねぇ~夢子 船越さんに何奢る?」


「何も要りませんよ
本当のことを言ったまでですから」


「フフフ」


「なんすか?前田さん」


「いくら誉めたって二人は人の物
自分の物には悲しいかな・・・
なんないな」


「もっ!!!知ってますっ!
改めて言わないでくださいよ」


そこで笑いを取る。


「あっ!!!」


向こうのグループの一人が
あたしらを見て「えっ?マジ?」
と 言いながら席に来た。


あ・・・・・・


ヤバッ・・・。


そこに現れたのは
高校時代の同級生の
藤原将生だった。


そう!貴弘と一緒にワルをしてた
貴弘の友人。


なるべく顔を上げないようにしてた
そうしてないと
絶対あたしに気づいたら
夢子たちにバレちゃうから。




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