オフィスの野獣と巻き込まれOL
義彦君は、こレストランでいつも頼んでいるというコースを二人分、注文した。

堀川課長と来た時と、少しメニューが違う。

「仕事って?」

用件だけ聞いて、私には無理だと思ったら引き受けるのは止めよう。

義彦君が何といって引き留めても、はっきり嫌だと断ろう。

私の表情が硬いのを見てとると、彼は表情をやわらげた。

「まあ、そう急がずに。とりあえず、食べようよ」満面の笑みで答える。

義彦君は、私の緊張をほぐすように、自分からとりとめのない話をつづけた。

会社の置かれている状況を、知ってるよね?

といって、確認するように話し出した。
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