オフィスの野獣と巻き込まれOL
「言っとくけど、美帆。誰が考えたかは、言えないよ」

義彦君が、自分から言い出した。

「さぐれって言われてもねえ。無理じゃない。
だって、堀川さんが私なんかに、簡単に情報を渡すなんて思えないけど」

言っとくけど、堀川課長の方が、義彦君より数倍も複雑な頭をしてると思う。

「でもさあ、堀川君、なぜか美帆のいうことなら聞いてくれるだろう?

この間も、僕がいくら頼んでも、何もしてくれなかったのに。

美帆から頼んだら、すぐに頼みを聞いてくれただろう?

これはさ、堀川課長が美帆のこと気に入ってくれてるからだよ」

義彦君……
< 131 / 349 >

この作品をシェア

pagetop