オフィスの野獣と巻き込まれOL
「どういうことですか?」
私は、山科君と一緒に会社が騙されたんだと思って、悔しがっていた。
「課長、それって……」
山科君が顔を上げる。
「考えたくないが、これは、間違って損をしてしまったって言う話じゃない。
わざとやってることだ。
これは、有耶無耶にできない。
証拠を集めて、
手を下した奴に責任を取らせる」
「責任を取らせるって、相手は重役ですよ。どうやって相手に白状させるんですか?」
山科君が無理だと言いながら、課長に詰め寄る。
「とにかく、出来る事からやる。文句ばかり言ってないで、証拠を集めろ」
「はい」