オフィスの野獣と巻き込まれOL
一回のロビーのカフェで朝食が用意されていた。
客席の中から、山科君の姿を見つける。
彼の方も気が付いて、手を振って呼んでくれた。
「やあ、昨日はよく眠れた?」
朝から爽やかな山科君が、清々しい声で話しかけてきた。
山科君の横で、ほとんど寝てないはずの課長が、資料を手にしていた。
私の事なんて、気がつかない様子でコヒーを飲んでいる。
30分も寝られないはずだ。
シワ一つない真っ白なシャツに、髪もいつも通りきっちりとセットされてる。
いつにも増して、嫌味なほどすっきりした顔だ。
二人は、これから会計士の先生のところに行く前の準備をしているところだった。