オフィスの野獣と巻き込まれOL


「そうですね。橋本さんの行動は、勇気ある行動だと思います。
誰もが出来るわけじゃない。

でも、誰かが声を上げてくれないと、会社は立ち直れないほどひどい状態に陥ってしまいます。

会社は利益を奪い取られたまま、倒れてしまいます。

そうなったら、会社自体が無くなってしまうんです。

そんな状態になれば、会社にしがみついても意味はないでしょう」


「はい。その通りですけど」橋本さんは、じっと睨みつけるように私を見る。

「橋本さん、堀川課長は、確かに大丈夫だって言ってたじゃないですか。

軽々しくそういうことを言う人ではありませんから。

最後には、責任を取ってくれるでしょう。私からも、時機を見て、課長に聞いてみますから」

「ありがとうございます」
少しほっとした顔をした。
< 203 / 349 >

この作品をシェア

pagetop