オフィスの野獣と巻き込まれOL
堀川課長はすぐに戻って来て、山科君に指示を出した。
「これから忙しくなるぞ。
受け取った情報の裏は全部とれ。
結果が出れば、綿貫社長は、一連の出来事に関わっていないとは言えないだろう。
社長の責任は重大だ」
「口座の名義人である、常務もですね?」
「経理担当重役の常務と、実際に金を振り込んだ経理部長。
それに、すべてを把握していた綿貫社長。
この三人を特別背任の罪で追及していく」
「あの……俺たちだけでですか?」山科君が、思わず顔を上げる。
「どうした?おじけづいたか?」
「おじけづいたって、自分の会社の社長の責任を追及するんですよ?
正気でやれますか?」
「大丈夫だよ。担当していた会計士と、武子未亡人がこっちの味方に付いてくれた。
これで、規定数の株主議決権は手に入る。重役会議で社長と常務の解職を要求する」
「本気ですか?
重役会議で社長と常務を辞めさせるなんて。なんか、大ごとですね」
「このタイミングで解職を行えれば、会社のダメージは極力抑えられる。
但し、彼らのこちらの情報を察知されるわけには行かない。
情報が向こうに漏れてしまえば、今までの努力は無駄になってしまう。
くれぐれもここでの会話は、親しい相手にも漏らさないように」
「綿貫専務は、どうなりますか?」
思わず口を挟んだ。
「ん?美帆、気になるのか?」
「いえ……」
「彼が関わった事は、それほど大きいものではないが、違法は違法だ。
それも、重役会議で決まるだろう」
「はい」
「くれぐれも、口外しないように。
それが、どんな間柄でもだ」
「はい」
「これから忙しくなるぞ。
受け取った情報の裏は全部とれ。
結果が出れば、綿貫社長は、一連の出来事に関わっていないとは言えないだろう。
社長の責任は重大だ」
「口座の名義人である、常務もですね?」
「経理担当重役の常務と、実際に金を振り込んだ経理部長。
それに、すべてを把握していた綿貫社長。
この三人を特別背任の罪で追及していく」
「あの……俺たちだけでですか?」山科君が、思わず顔を上げる。
「どうした?おじけづいたか?」
「おじけづいたって、自分の会社の社長の責任を追及するんですよ?
正気でやれますか?」
「大丈夫だよ。担当していた会計士と、武子未亡人がこっちの味方に付いてくれた。
これで、規定数の株主議決権は手に入る。重役会議で社長と常務の解職を要求する」
「本気ですか?
重役会議で社長と常務を辞めさせるなんて。なんか、大ごとですね」
「このタイミングで解職を行えれば、会社のダメージは極力抑えられる。
但し、彼らのこちらの情報を察知されるわけには行かない。
情報が向こうに漏れてしまえば、今までの努力は無駄になってしまう。
くれぐれもここでの会話は、親しい相手にも漏らさないように」
「綿貫専務は、どうなりますか?」
思わず口を挟んだ。
「ん?美帆、気になるのか?」
「いえ……」
「彼が関わった事は、それほど大きいものではないが、違法は違法だ。
それも、重役会議で決まるだろう」
「はい」
「くれぐれも、口外しないように。
それが、どんな間柄でもだ」
「はい」