オフィスの野獣と巻き込まれOL
「待てよ。上司の話ぐらい聞いたらどうだ?」
祐一さんが鋭い目で見る。
「今、言ったじゃないですか。
私は、もう部下ではありませんって」
「だから、部下じゃなきゃ何になりたいんだよ?」
「ですから、私があなたの部下だろうと、部下じゃなかろうと関係ないじゃないですか」
「それはどうして?
まさか、義彦のところに戻るからか?」
「そうだと言ったら?」
「そうしたいなら、勝手にすればいい。俺は、行きたいというやつのことは止めない」
「そうですか。はっきりそう言ってもらって、すっきりしました。
これで思い残すことはありません。
お世話になりました」私は、頭を下げる。
「お世話になったって、どういうこと?」
「山科君、亜美はどこ?」
私は、課長を無視して山科君の方を向いた。
「呼んでこようか?」
山科君が戸惑いながら言う。
「ええ」
山科君は、大丈夫だからとジェスチャーで示すと、会議室を出て行った。
綿貫社長と呼ぶのがしっくりこない。
この会社の社長になるのが綿貫の出身者だから、仕方がないにだけれど。
私は、祐一さんに微笑みかける。
「そのお姿、とても素敵ですよ。
でも、私は前のようなダサいスーツの方が好きでしたけど」
祐一さんが鋭い目で見る。
「今、言ったじゃないですか。
私は、もう部下ではありませんって」
「だから、部下じゃなきゃ何になりたいんだよ?」
「ですから、私があなたの部下だろうと、部下じゃなかろうと関係ないじゃないですか」
「それはどうして?
まさか、義彦のところに戻るからか?」
「そうだと言ったら?」
「そうしたいなら、勝手にすればいい。俺は、行きたいというやつのことは止めない」
「そうですか。はっきりそう言ってもらって、すっきりしました。
これで思い残すことはありません。
お世話になりました」私は、頭を下げる。
「お世話になったって、どういうこと?」
「山科君、亜美はどこ?」
私は、課長を無視して山科君の方を向いた。
「呼んでこようか?」
山科君が戸惑いながら言う。
「ええ」
山科君は、大丈夫だからとジェスチャーで示すと、会議室を出て行った。
綿貫社長と呼ぶのがしっくりこない。
この会社の社長になるのが綿貫の出身者だから、仕方がないにだけれど。
私は、祐一さんに微笑みかける。
「そのお姿、とても素敵ですよ。
でも、私は前のようなダサいスーツの方が好きでしたけど」