臨時社長秘書は今日も巻き込まれてます!
でもそのうち、話はとても日常的なモノにシフトしていって、野村さんのお孫さんがいかに可愛か、羽柴さんの奥様がいかに鬼嫁か、副社長の奥様がいかに天然かの話になり……。
ほんのり頬をピンクに染めた詩織が、ちょっと怪訝に私を見た。
「……これって、私が聞いてもいいのかな?」
「うん。たぶん大丈夫じゃないかな」
特に社長と副社長は、素面でもこんな感じで話し始める事がある。
叔父と甥で仲が良いのもいいことだ。
「気にしなくてもいいよ。親父たちはいつもあんな感じだから」
飯村さんがお刺身を食べながら、頷いて苦笑する。
そうしているうちに、誰かがトイレに立ったり、お酌をしに行ったりしていると、自然と席は変わっていた。
「流石に膝の痛みの話にはついていけない……」
いつの間にか、おじさま達で固まって話し始めている。
そこから逃げ出してきた社長が私の隣りに座り、どこか諦めたように熱燗を傾け始めた。
「あれ? それって副社長が頼んだヤツじゃないですか?」
「いいんだよ。追加注文したから」
……あ、そう。
「ところで、お前らはくっついたのか?」
社長が目の前の飯村さんと詩織を眺めながら首を傾げる。
「いいえ」
詩織がキッパリはっきり答えて、飯村さんが何とも厳しい顔を見せた。
「何だ。孝介にしたら手をこまねいてるんだな」
「隼人兄はうっせー。だいたい言うことジジ臭くなってんぞ」
「それは仕方ないだろ。いい歳した人とばっか話してんだから」
ほんのり頬をピンクに染めた詩織が、ちょっと怪訝に私を見た。
「……これって、私が聞いてもいいのかな?」
「うん。たぶん大丈夫じゃないかな」
特に社長と副社長は、素面でもこんな感じで話し始める事がある。
叔父と甥で仲が良いのもいいことだ。
「気にしなくてもいいよ。親父たちはいつもあんな感じだから」
飯村さんがお刺身を食べながら、頷いて苦笑する。
そうしているうちに、誰かがトイレに立ったり、お酌をしに行ったりしていると、自然と席は変わっていた。
「流石に膝の痛みの話にはついていけない……」
いつの間にか、おじさま達で固まって話し始めている。
そこから逃げ出してきた社長が私の隣りに座り、どこか諦めたように熱燗を傾け始めた。
「あれ? それって副社長が頼んだヤツじゃないですか?」
「いいんだよ。追加注文したから」
……あ、そう。
「ところで、お前らはくっついたのか?」
社長が目の前の飯村さんと詩織を眺めながら首を傾げる。
「いいえ」
詩織がキッパリはっきり答えて、飯村さんが何とも厳しい顔を見せた。
「何だ。孝介にしたら手をこまねいてるんだな」
「隼人兄はうっせー。だいたい言うことジジ臭くなってんぞ」
「それは仕方ないだろ。いい歳した人とばっか話してんだから」