臨時社長秘書は今日も巻き込まれてます!
「……それで、えーと。監査室から何か?」
目の前にその監査室の飯村さんがいるから、それを聞くのはなんとも微妙なんだけど。
すると、飯村さんは眉を上げただけで、羽柴さんはパタパタと自分の顔の前で手を振る。
「ああ! いや。そっちじゃなくて個人的に頼まれていた方。今週の土曜日にどうかな?」
「今週の土曜日……?」
唐突にそんな事を言われて、眉を寄せた。
個人的に頼まれていた方……って。
「あ! お見合い!」
言ってしまってから、飯村さんのギョッとした顔と、羽柴さんの困ったような笑顔に顔を赤らめる。
いや。私は悪くない。
こんなところでそんな事を言い始めた羽柴さんが悪いんだもん!
「まぁ、とりあえずそう言うことだから。土日の予定は開けておいてね?」
「は、はい。ありがとうございます」
「じゃあ、僕は先に戻ってるから。後で釣書を渡すね」
生暖かく羽柴さんを見送ると、これまた生暖かく見下されていた。
……うう。居た堪れない。
「西澤さん、お見合いするの?」
飯村さんはそう言って、持っていた缶コーヒーのプルタブを開ける。
「はい。私もいい歳になりますから。結婚して、子供は3人は欲しいですし。育てる体力を考えたら、20代のうちに産みたいかなって思います」
「うわ。かなり具体的だね」
「全然具体的ではありませんよ。これは単なる夢なんですから」
夢見るのは自由でしょ。
目の前にその監査室の飯村さんがいるから、それを聞くのはなんとも微妙なんだけど。
すると、飯村さんは眉を上げただけで、羽柴さんはパタパタと自分の顔の前で手を振る。
「ああ! いや。そっちじゃなくて個人的に頼まれていた方。今週の土曜日にどうかな?」
「今週の土曜日……?」
唐突にそんな事を言われて、眉を寄せた。
個人的に頼まれていた方……って。
「あ! お見合い!」
言ってしまってから、飯村さんのギョッとした顔と、羽柴さんの困ったような笑顔に顔を赤らめる。
いや。私は悪くない。
こんなところでそんな事を言い始めた羽柴さんが悪いんだもん!
「まぁ、とりあえずそう言うことだから。土日の予定は開けておいてね?」
「は、はい。ありがとうございます」
「じゃあ、僕は先に戻ってるから。後で釣書を渡すね」
生暖かく羽柴さんを見送ると、これまた生暖かく見下されていた。
……うう。居た堪れない。
「西澤さん、お見合いするの?」
飯村さんはそう言って、持っていた缶コーヒーのプルタブを開ける。
「はい。私もいい歳になりますから。結婚して、子供は3人は欲しいですし。育てる体力を考えたら、20代のうちに産みたいかなって思います」
「うわ。かなり具体的だね」
「全然具体的ではありませんよ。これは単なる夢なんですから」
夢見るのは自由でしょ。