バツ1子持ち、それでも先生が大好き!

啓太の不安

華の前では2人を応援すると言ったが、俺の不安は消えない。



教師と生徒の恋。



ばれでもしたら大変な事になる。



前にも同じ事があり、先生と生徒は無理矢理別れさせられ、教師は辞職生徒は転校させられた。



華と沢田がそうなると決まった訳ではないが、とにかく心配だ。



華をこれ以上傷つけたくない。



どんな状態になっても俺は華を守るつもりだ。



たとえそれを華が望まなくても、好きだから仕方ない。



彩夏の気持ちはずっと前から分かっていが、見てみぬふりをして来た。


彩夏ごめん。



俺は華でないと駄目なんだ。



あの雨の日、この手で抱き締めた華の感触が忘れらずにいた。




華!




好きだ。







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