バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
華の存在を失うのが怖い。


華は、小さい時からいつも一人ぼっちだった。



母親がいなくて、父親は仕事が忙しくて家に帰らないことが多い。



一人が怖い癖にいつも強がっていた華。



俺の家庭は父親が医者で母親は看護士、両親が家にいない事も多かった。



俺も本当は寂しかった。



だが男だから我慢するのが当たり前とか、カッコつけて強がっていた。



だから、華が心配だったのかも知れない。




寂しいのに必死に我慢する華が愛しくて、どうしてもほって置けなかった。



華は可愛いいから小さい時からモテた。



俺がいつも華のそばにいて、ずっと彼氏面をしていた。


この事を華は知らない。



「華は俺のだから手をだすな。」華に告白しようとする男を脅した。



誰も華に告る事が出来なくなった。




これでいいのだ。








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