バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
一斉に注目を浴びてしまう。



勢いよく立ったので、転びそうになった。



体をそっと沢田先生が支えてくれた。



沢田先生を見つめてしまう。



暫く見つめ合い沈黙が続く。



「沢田先生すみません。」



「あ、いや大丈夫だった? 」



二人でぎこちない言葉を交わした。



「姫野華えーと18才。部活はしてません。得意な事は料理かな?とにかくオバサンみたいな私です。」



みんなにどっと笑われた。


あぁ又やってしまった。


「姫野は本当に面白い奴だな。」



そう言いながら沢田先生が頭をなぜた。



先生それは反則です。



だって、ドキドキが三倍増しになってしまった。







< 13 / 338 >

この作品をシェア

pagetop